田島氷川社の概要・歴史・由緒

 

田島氷川社(たじまひかわしゃ) は、埼玉県さいたま市桜区にある神社で旧社格は村社です。

創健時期は、不詳ですが慶安二年(1649年)に江戸幕府三代将軍徳川家光公より社領七石を拝領する朱印状が発給された記録が残っています。

西堀村と田島村が分村する前に、同村内にある二つの氷川神社を区別するために田島氷川社を下の宮、田島氷川社の北1kmほどにある西堀氷川神社を上の宮と呼ばれていました。現在もこの「下の宮」という通称は使用されているようです。

御祭神は、

・建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)

です。

「田島の獅子舞」と呼ばれる獅子舞が毎年三月、七月、十月に田島氷川社の拝殿前で奉納されます。
旧浦和市の無形民俗文化財に昭和三十三年に指定されたあとに、一時途絶えていましたが昭和五十六年に復活しています。

江戸時代前期、厄除け、悪魔祓いとして奉納されたのが始まりとされている獅子舞です。獅子頭に菊の紋型を付けた大獅子・女獅子・中獅子の3頭の獅子が、勇壮な中にも気品が漂う舞いを披露します。

 

田島氷川社へのアクセス・駐車場

 

田島氷川社へのアクセスは、JR埼京線中浦和駅から徒歩12分ほど、JR武蔵野線西浦和駅から徒歩15分ほどです。

駐車場は、境内に駐車可能なスペースありますがはっきりと駐車場と記載のあるスペースはありません。

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