西光寺の歴史・概要
長谷山聖天院西光寺は、天台宗の寺院で東京都調布市にあります。
ちなみに西光寺という名称の寺院は日本各地に百以上もあります。
長谷山聖天院西光寺の創健は室町時代の応永二年(1396年)と伝えられており、多摩川三十四ヶ所観音霊場第3番です。
仁王門です。
建築年代が18世紀初頭だと特定できる貴重な建物で、調布市の指定文化財です。
両脇に仁王像が立っていて、上部には釣鐘があるので釣鐘仁王門とも言われます。
新選組の局長近藤勇の座像が境内にあります。
近藤勇はこの辺りの出身で、戊辰戦争時に幕府軍として甲府城を守備するために甲陽鎮撫隊を編成しました。
甲陽鎮撫隊が甲府城に向かう途中に西光寺に立ち寄り休息したそうです。
ちなみに甲陽鎮撫隊(新選組)は、幕府から預かった軍資金を使って道中毎晩どんちゃん騒ぎをしていたので到着が遅れて、新政府軍の板垣退助に甲府城を占拠されています。
西光寺へのアクセス・駐車場
西光寺へのアクセスは、京王線西調布駅から徒歩3分ほどです。
また目の前にくらい西光寺前のバス停があり調布駅と多摩駅間で運行されていますが、1日1本の運行と本数がほとんどないので、西調布駅から向かうのがおすすめです。
駐車場は、お寺の隣接地にあります。
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