鷲神社(おおとりじんじゃ、東京都台東区千束) ー 地元では「おとりさま」の愛称でよばれる酉の市で有名な神社

鷲神社の由緒・概要

鷲神社の創建は不詳で、日本武尊が東征の際に戦勝を祈祷した神社とされていますが、実際には隣接する長国寺にあった鷲宮に始まるようです。

長国寺が鳥越町からこの地に移転したのは、寛文九年(1669年)なのでそれ以降ということになります。

明治時代に行われた神仏分離令により、長国寺から切り離されて、鷲神社となりました。

江戸中期から始まる酉の市が有名で、地元の人からは「おとりさま」の愛称で親しまれています。

御祭神
・天日鷲命(あめのひわしのかみ)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)

・なでおかめ

おかめとは天宇津女命(アメノウズメノミコト)と言われていて、顔の各場所により違うご利益があると伝えられています。

【鷲神社「なでおかめ」の云われ】
おでこをなでれば賢くなり
目をなでれば先見の明が効き
鼻をなでれば金運がつく
向かって右の頬をなでれば恋愛成就
左の頬をなでれば健康に
口をなでれば災いを防ぎ
顎から時計回りになでれば物事が丸く収まると云う

・酉の市

11月の酉の日に行われる祭りで、鷲神社の例大祭で境内で多数の熊手店が並びます。
熊手店が150店以上ならび、人出は70万人程度あり、日本一の酉の市と言われています。

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鷲神社の御朱印

鷲神社の御朱印は、神楽殿の1階にある神札授与所で受け付けています。
コロナの影響で、記入済みの御朱印紙をもらえるパターンではなくて、御朱印帳に書いてもらえます。

鷲神社へのアクセス・駐車場

公共交通機関で行くなら、東京メトロ入谷駅から徒歩約7分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩8分が最寄り駅になるかと思います。
日暮里駅から錦糸町駅間を運行している都営バス08系の竜泉バス停からなら徒歩2分とほとんど歩かないで到着できます。

都心の神社にしては、珍しく駐車場はしっかりと用意されています。
酉の市が開催されている日は、駐車場スペースに熊手店の屋台が並ぶので、酉の市には、公共交通機関で訪れることをお勧めします。

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