今戸神社(いまどじんじゃ、東京都台東区今戸) – 沖田総司の終焉の地と伝えられる台東区にある神社

今戸神社の概要・歴史・由緒

今戸神社は、康平六年(1063年)に源頼義・義家父子が奥羽征伐の際に、当地に立ち寄り京都の岩清水八幡宮を勧請し、戦勝祈願したことが始まりです。

元々は、今戸八幡と呼ばれていましたが1937年に隣接していた白山神社を合祀した際に今戸神社となりました。

御祭神は、
・応神天皇
・伊弉諾尊
・伊弉冉尊
・福禄寿

です。

今戸神社は、「沖田総司終焉の地」「招き猫発祥の地」「今戸焼発祥の地」を自称していますが、それぞれ信憑性はあまりないようです。

沖田総司は、結核を患っていて沖田を診ていた医師松本良順が当時今戸神社を仮の住まいとしていたことが根拠のようですが、実際には千駄ヶ谷が沖田総司の最後の地であるという説が有力です。

招き猫の発祥地としては、世田谷の豪徳寺が今戸神社よりも有名で、資料からも豪徳寺の方が招き猫の発祥地であることが有力なようです。

今戸焼については、今戸神社周辺に盛んだった陶磁器であることは間違いありませんが、この神社に今戸焼を焼く釜があったわけではありません。

というように、言ったもの勝ちでとりあえず発祥をしてみるというスタンスかもしれませんね。

・白猫のなみちゃん

今戸神社の周辺にいる野良猫らしいのですが、雌猫なので御祭神の伊弉冉尊(いざなみのみこと)から「なみちゃん」と呼ばれています。
なみちゃんには、なかなか会えない言われているらしいですがあっさりと会えました。
会えると幸せが訪れるなんてこともまことしやかに言われていますが、どうなんでしょうかね?

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今戸神社の御朱印

御朱印は、拝殿に向かって右側にある社務所で受け付けてくれます。
御朱印帳への記入ではなく、書置きのみの対応です。(令和6年5月現在)

今戸神社へのアクセス・駐車場

アクセスは、東武浅草駅から徒歩で15分程度です。
浅草雷門バス停から出ている都営バスの東42-3系統のリバーサイドスポーツセンター前のバス停が最寄りで徒歩1分程度です。

駐車場は、境内に何台も自動車が停めてありますが公式ホームページには「駐車場はありません」との記載があるので、車で行かないほうが無難かと思います。

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