水戸城跡 – 江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜が幼少期を過ごした城

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水戸城は百名城14番目の城で茨城県水戸市にあります。
連郭式の平山城で、北に那珂川と南に千波湖に挟まれた位置にあり、川と湖を天然の堀としていました。

馬場資幹が鎌倉時代初期に築城しています。
佐竹氏が本拠とするまでは馬場城と呼ばれていたようです。

城域は徐々に拡大して江戸期の徳川御三家の水戸徳川家が城主だった頃に最大になっています。
水戸第一高校あたりが本丸で茨城県立図書館付近が三の丸でした。
三の丸には、重要文化財に指定されている水戸藩の藩校弘道館が現存しています。

2019年9月完成予定で二ノ丸の大手門の復元工事が行われています。
上の写真は大手門が復元される場所です。

水戸第一高校西側を通るJR水郡線です。
本丸と二の丸の間の堀だった場所に線路が通っています。

水戸城 スタンプ

水戸城の百名城のスタンプは三の丸の弘道館の入場券販売所に置いてあります。
係員の方に声をかけるとスタンプを出しくれます。

弘道館への入館料は200円ですが、入館しなくてもスタンプを押すことはできます。

弘道館

三の丸にある弘道館の正院です。
弘道館は、水戸藩の藩校でした。

水戸城 駐車場

弘道館の入場者用に無料駐車場がありますので水戸城の見学には、200円の弘道館の入場料を支払い弘道館を見学後に本丸や二の丸、三の丸を見学するのが良いかと思います。

弘道館とは江戸後期に第9代水戸藩主の徳川斉昭によって作られた水戸藩の藩校で水戸城の三の丸にありました。

国の重要文化財に指定されている正庁・至善堂です。

正庁の脇には対試場と呼ばれる武道などの試験場があります。

正庁内にある第15代将軍徳川慶喜が使用した長持ちです。
徳川慶喜は徳川斉昭の七男で、7歳の頃から弘道館で学んでいます。
11歳の時に、御三卿の一橋徳川家を相続しています。

弘道館の裏手にある八卦堂です。
「弘道館記」を刻んだ石碑を納められた銅板葺きの八角堂です。

戊辰戦争の中の戦いのひとつである弘道館戦争と呼ばれる水戸藩の保守派(諸生党)と改革派(天狗党)との争いが起こった際に戦いの舞台にもなった場所でもあります。
この戦いで放たれた弾痕が玄関などに残っています。

弘道館への入場は有料で200円です。
入り口付近に券売所があります。
ここには、水戸城の百名城スタンプが置いてあります。

百名城の一覧ページはこちら

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