
世田谷城の歴史・見どころ
世田谷城は、東京都世田谷区にあり城跡の一部が世田谷城城址公園となっています。
足利一族の名門吉良氏の吉良治家が貞治五年(1366年)に鎌倉公方の足利基氏より世田谷郷を与えられて居館を築いたとされています。
関東地方の大乱である享徳の乱で活躍した吉良成高が当主の頃に城郭として拡張・増築したと考えられています。
現在は暗渠になっている烏山川が大きく蛇行する場所の北側にある舌状台地の上に築かれていて、三方を囲んでいる烏山川に天然の堀となっていました。
現在の豪徳寺付近が居館部分で世田谷城址公園付近がいくつのも郭や空堀が組み合わさった詰めの城の機能を持っていたと考えられています。
武蔵国が後北条氏の勢力圏に取り込まれた戦国期には、吉良氏は後北条氏と婚姻関係を結ぶなどをしながら支配下に入り世田谷城主として存続していましたが、豊臣秀吉の小田原征伐で後北条氏が滅亡した際に豊臣方に世田谷城は接収されて廃城となったようです。
徳川家康が関東転封となると世田谷吉良氏は上総国(現在の千葉県)の寺崎村へ所領を移されて旗本として幕末まで存続しました。
・世田谷城址公園

公園内には空堀・土塁・郭が良く残っていて中世の防御施設の跡を間近で見ることができます。城址公園付近が舌状台地の先端部なのでこの付近を主郭とするのが一般的だと思いますが、豪徳寺付近が主郭部だったとする方が有力みたいです。


上記写真のように藪になっていて立ち入りもできませんが、世田谷城址公園の北側にも土塁などが残っているようです。
・豪徳寺付近

豪徳寺付近は居館があったと考えられていて境内には土塁だと推定できるものが散見されます。
山門と都営住宅の間付近には、はっきりと認識できる土塁が残っています。

本堂の裏手にも、空堀らしきものを見ることができます。
世田谷城跡へのアクセス・駐車場
世田谷城址公園へのアクセスは、東急世田谷線の宮の坂駅・上町駅から徒歩5分程度、小田急小田原線豪徳寺駅から徒歩15分ほどです。
駐車場はありません。近くにコインパーキングはいくつかありますが公共交通機関でのアクセスがおすすめですね。
PR







