
宇都宮城の歴史・見どころ
宇都宮城は、栃木県宇都宮市にあり関東七名城のひとつとして数えられる難攻不落の城です。
ちなみに関東七名城とは宇都宮城の他に、忍城(埼玉県行田市)・新田金山城(群馬県太田市)・川越城(埼玉県川越市)・唐沢山城(栃木県佐野市)・前橋城(群馬県前橋市)・佐竹城(茨城県常陸太田市)の7つの城が含まれます。(佐竹城ではなく多気城(茨城県つくば市)が該当する説もあります。)
平安時代に藤原秀郷が居館を置いたことから始まり、宇都宮氏の初代当主と見られる藤原宗円が本格的な城郭に増改築したとされています。
その後も改修が繰り返されて、城下町も整備されていきました。江戸時代は江戸の北の守りの要として、親藩・譜代大名が城主となっています。
江戸時代は、宇都宮城は徳川将軍が日光東照宮参拝をする際の宿泊場所として利用されていて、本丸には将軍専用の宿泊場所として御成御殿が建てられていました。
城主の住居や政務を行う場所は二の丸御殿でした。
宇都宮城は戊辰戦争で戦場となり藩主は新政府軍側として戦い、旧幕府軍に一時占領されたあと再び新政府軍が奪い返すといった激しい戦いが行われたため、宇都宮城内の多くの建物だけでなく城下町の寺院や商家・武家屋敷などの大半の建物が焼失しました。
宇都宮城の遺構の濠や土塁は、宇都宮市街の開発を進んで行くうちに埋め立てられるなどして姿を消していきました。
2007年に本丸の3割ほどが復元されて宇都宮城址公園となっています。現在西側の水堀と土塁・富士見櫓・清明台・土塁上の土塀が復元されています。
今後、本丸の表門である清水門・裏門のい伊賀門・御成御殿の復元計画があるようです。(令和8年1月現在)
・清明台

本丸の北西部にあった櫓で二階建の瓦葺きで高さは約10mです。清明台の土塁はほかの本丸の櫓よりも高くなっていて天守の役割を果たしていたと考えられています。
一階内部は午前9時から午後7時まで見学できます。二階部分は通常立ち入り禁止ですが時々見学できることがあるようです。


・富士見櫓

本丸南西部になった櫓で二階建瓦葺き、高さ約10mです。
富士見櫓と言う名前から江戸時代はまわり高層建築がなかったため、遠くに富士山を望めたと考えられています。
一階内部は午前9時から午後7時まで見学できます。二階部分は通常立ち入り禁止ですが時々見学できることがあるようです。


・堀、土塁

堀や土塁などの遺構は、残ることがよくありますが宇都宮城の堀や土塁は市街地開発の過程で取り崩されたり、埋め立てられて当時のものは残っておらず復元されています。
土塁の基礎部分の構造体は鉄筋コンクリート造りだそうです。




・三日月堀跡

本田正純が城主だった時の改修時に造られたとされる堀で、大手門付近の丸馬出の堀です。
宇都宮市立中央小学校の南側に案内看板があります。

御橋通りから三日月堀跡看板へ向かう道です。
くねくねと曲がっていて堀跡が道になったと考えられますね。
宇都宮城へのアクセス・駐車場

宇都宮城址公園へのアクセスは、公共交通機関なら東武宇都宮駅から徒歩12分ほど・JR宇都宮駅から徒歩25分ほどです。
バスなら宇都宮駅西口から出ている市内循環線の「宇都宮城址公園入口」が最寄りのバス停となります。
駐車場は、宇都宮城址公園南駐車場は10台ほど駐車可能で無料です。
公園西側には宇都宮市役所東駐車場があり平日なら無料です。
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