湯島聖堂の概要・歴史

 

湯島聖堂は、東京都文京区にある史跡です。
元禄三年に、江戸幕府五代将軍徳川綱吉が建てた孔子廟です。

江戸時代初期の儒学者林羅山がここに私塾を開いています。

その後寛政九年(1797年)に林家の手を離れ幕府直轄の昌平坂学問所となりました。

明治に入り東京師範学校(現筑波大学)や東京女子師範学校(現お茶の水女子大学)が敷地内に設置されるなどしたため、近代教育発祥の地とされています。

当時の敷地は、西側の東京科学大学湯島キャンパス(旧東京医科歯科大学)も含まれていました。

 

・入徳門

 

湯島聖堂の建築物は、関東大震災でほぼ焼失しましたが、この入徳門は火災を免れて江戸時代から残る木造の建築物です。

扁額(門の高い位置に置かれる額)は、藤原基輔(ふじわらもとすけ)の筆だそうです。

 

湯島聖堂へのアクセス・駐車場

 

湯島聖堂へのアクセスは、JR御茶ノ水駅から徒歩2分ほど・東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅から徒歩2分ほど・東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅から徒歩1分ほどです。

隣接する斯文会館に駐車場はありますが、関係者以外利用できませんので付近のコインパーキングを利用することになります。
駅から近いので公共交通機関での訪問が無難かと思います。

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